sinkope is not kind of paradoxical existence

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神奈川県立生命の星・地球博物館

今日の主目的はココ。昔馬車道に県立博物館がまとまっていた頃ぁ、某友人を月イチで通ったもんサァ。科学系が分かれて小田原に行ってから、未だに行ったコトなかったのねん。念願の初訪問ざんす。
駅から歩いても公称3分なので、そんなに辺鄙なトコロにあるイメージはない。実際クルマで現地に着いた時も、ホント入生田駅出てR1を渡ってすぐ、って感じに見えた。本日有料道路回避ポリシーでずーっと下道で来た我々は、ゆっくり目のドライブによる心地よい疲労感と共に駐車場へIN(笑)。ちなみに第1駐車場は地下っぽいトコロにあって、仮に雨でも濡れる心配が無いのがグー。この日はさほど混雑も無いようで、スルリと停められた。
さすがにスペース十分な立地と施設だけあって、展示も雄大さが目につく。進路順で最初に来るのが地球誕生にまつわる話で、いきなり隕石とかがいくつもの種類が並べられている。そのうちいくつかは手で触れるようになっていて、この「手で触れる」というのは館を通して何箇所もあるのだけど、これが非常に良い。隕石にしても化石にしても、数億年単位の過去の物体に触れるとなれば感慨も非常に大きい。雄大さに話を戻すと、月球儀や地球儀がドカーンとでかく回っていて小さな子供も自然と目が釘付けになるし、岩石なども様々な種類のものが圧倒するように展示されていて、足取りも自然とゆったりになってしまう。
もっとも、子供らは目につくとそこへ駆け寄る習性があるのか(笑)、あっちへダーっと行ってはすぐに別の場所へダーっと行って、んでまた最初のトコへダーっと戻ったりしているので、目からの刺激もさることながら足も疲れそうだよそれ見てて。もちろん館内は走ったり大声出したりしちゃイカンので、親としては抑えるのが大変。つか、抑えるのを忘れて「ホラこれ見て見て見て」と子供にシロート解説するのに忙しいという(笑)。
1Fフロアの後半は生物進化を主に扱う場所になっていて、恐竜の骨格模型が腰抜かすほどデカかったり様々な哺乳類の剥製があって思わず何枚も記念写真撮っちゃったり、忙しいのなんの。昆虫標本なんかはひとつひとつの箱の中の並べ方がまたキレイで、昆虫そのものの珍しさと相まって、心奪われて時間の過ぎるのを忘れてしまう感じ。馬車道の時代も1Fというと岩石と昆虫が記憶の第一にあるよなァ。
エスカレータを昇ると3Fにスキップする。ここでは神奈川の自然についてまとめられているのだが、ここはここで結構な量の展示がある。特に海との関わりはやっぱり外す事が出来ないのか、様々な標本や化石が展示されていて興味深い。3Fの奥の方には自然と文明の共存的なストーリーで、これも一種馬車道の展示を想い出す一面を垣間見た。
場内アナウンスで、ミュージアムシアターでハイビジョン映像によるムービーが5分後上映、とあったので、急いで1Fへ戻る。そこそこのキャパがありそうなミニ劇場に駆け込むと、すぐに上映開始。「生命の星・地球 生命の輪舞」というタイトルの15分ほどの作品を楽しんだ。
今回は時間が無いので、残るスペースの「ジャンボブック」とか「ライブラリー」、特別展示(有料)の「東洋のガラパゴス 小笠原 −固有生物の魅力とその危機−」等を観るコトが出来なかった。子連れだとちとキツイ。1日時間をとって一人でゆっくり観に来るのが吉かも。
長男には記念に本を1冊買い与え、ここを後にする。