sinkope is not kind of paradoxical existence

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ふぁーすといんぷ

さて、新デッキ。モノは家電芸人での名台詞「いっちゃんエエやつ」に則り、コレ
まだ Blu-ray への焼きこみも(メディア入手してないので)出来ないのだけど、設置直後の初回レビューってコトで、気付いたところから順不同で雑感を。
サイズ。前後奥行きの短さに驚愕。高さも薄い。奥行きが無いっつーのは設置性に加えてメンテナンス性にも優れる(90度ズラして背面操作とかやりやすい)。サイズに関しては言うことなし。
本体デザイン。意匠的なデザインは興味ないのでパス。機能的には、「なんでトレイが左側なのに開閉ボタンが右端なの?」くらいか。表示系はもうちょっと使い込まないとなんとも言えない。
リモコン。選曲用数字ボタンをフタ内部に格納したのが理解不能(まぁ RD もそうなんだけどね)。他のボタン配置が RD と文化的に異なるのはもう慣れるしかないか。これ単3電池2本なのね(悪いというワケではない)。機能的な面は別途後述。
同時録画制限。2番組同時録画は、「デジ−デジ」のみ可能。アナログ、外部入力、TS入力等は、同時録画に使えない(なので、BS を STB から TS で入れるウチの場合はキツい制限、必然的に同時録画は地デジ同士のみとなる)。更にデジ×2 の同時録画時は、片方が DR で固定される。但し録画済みタイトルを後でビットレート変換することは可能。よって当面我が家では、キー曲もしくは tvk というパススルーで受けられる地デジチャンネルのみ2番組重ねての予約を許容し、CATV 経由のもの(BSデジや STB 受信での地デジな東京MX)が予定される場合は重複を許さない、とする。
TS経由での予約録画。デッキ本体では、録画予約時の入力を本体チューナ以外ではアナログの入力である L1 もしくは L2 のみ選択可能で、IEEE1394 経由での DV や TS での入力は予約出来ない。最初この制限を見た時は眩暈がしたが、マニュアルの「CATVから〜」の項を読んでホっと一息ついた。どういうコトかというと、STB からの録画の場合は、STB 側で録画予約設定を行い、TS を経由して録画機器をコントロールせよ、ってコトなのね。ちなみに我が家の STB は同じパナの TZ-DCH500 なのだが、これはデッキ側の製品情報で接続を確認された STB の一覧にかろうじて載って*いない*機器で、ちょっと不安材料ではあった。が、iLink ケーブル繋げば普通に CATV 側の地デジもBSデジも CS 系も問題なく視聴出来、録画も可能だ。接続した状態だと STB 側でも対向の機器を認識し、設定画面でも確認することが出来る(D-VHS機器みたいな表示になるのはご愛嬌)。DCH500 では予約時に「見るだけ」か「録画」か選択出来るのだが、その際に機器として認識されてるデッキを指定するようにすれば、DCH500 で予約を始めたタイミングでデッキも録画状態になる。1つ注意しておきたいのは、DCH500 側で録画機器を指定しないで「録画」の予約をした場合、何故かデッキ側では TS の入力が無い状態になる、というコト。XS41 側で録画する時は録画機器指定なしで予約設定して切り分けたいと考えたのだが(そうすれば BW950 側は録画作動しない)、それだと BW950 側で観たり録画したりは出来ないのね。まぁ運用上問題は無いのだけど。
録画モード。基本的に4グループあって、HD を放送形式そのままで録画する DR、HD を圧縮して録画する HG/HX/HE/HL、SD を圧縮録画する XP/SP/LP/EP、ディスク容量に自動で合わせる FR、だ。本機で SD の録画保存は当面考えていないので、(非圧縮で最高保存として DR を使用する、というケースを除けば)問題は「HG〜HL のどれを選択すべきか」というコトになる。例えば片面1層 25GB の BD-R だと、DR で地デジが約3時間、HG が約4時間、HX が約6時間、HE が約9時間、HL が約12時間、という目安になるとされる。6時間あれば、CM カットした30分番組が 1 クール入る計算なので、自分としては HX を主体とするよう今のところは考えているのだが、パっと見 HL でもそんなヒドい破綻は見られないのよね。もうこれは気分的な問題と言っていいのかも知れない。もうちょっと色んなパターンでテストしてみることにしよう。
録画一覧画面。XS41 らと違って、横に広いリストが出る構造は、そんなに悪くない。ただ、カーソルを当てた番組に左端のサムネイルがいちいちプレビューを音声付で勝手に始めるのは、正直ウザい。現在のところプレビューを OFF にする方法を見つけられていないのだけど、これなんとかならんのかな?(未視聴分を可能な限りネタバレされたくないので) 番組は「まとめる」という形でグルーピングするコトが可能で、毎週予約設定したのは勝手にそうなるらしい。探しやすいのは確実だし、後で何話分かまとめて観る場合は都合が良さそうだけど、数日溜まった未視聴分を追いかけるのはツラくないのかな?という懸念はある。複数番組チェックしてダビング出来るのはイイね。RD でコピワンなタイトルを DVD-RAM にmムーブするの、1タイトルずつでメンドかったんよ。
録画タイトルの再生。RD は一時停止したりチャプター打ったり1.5倍速する時の画面表示が判りやすくかつ出過ぎずで按配良かったんだけど、こっちは結構大きめに表示させっぱなしにするか全然出ないか、から選ぶしかなさそう。特にわかりにくいのが1.3倍速再生で、リモコン再生ボタンを3秒押しっぱなしというトリガがやりにくい上に、現在等速なのかどうなのか判らない。音声がなめらかなので(←もちろんソレ自体は褒めるトコロ)違いが判らんのよね。10秒戻りボタンは(ウチの設定の)RD と同じながら、飛ばしが30秒固定というのはいかがなものか。いや確かに通常番組中の CM は30秒単位で挿入されるのが主流なんだけど、CM を1本ずつ飛ばしたいってシチュもあるので、ウチでは10秒スキップ文化で染まっちゃってるのよね。そしてそれ以上にメンドいのが「数分くらいでちょっと飛ばす」という作業。XS41 は右カーソルボタンで 1/20 ずつ飛ばすというのがあって、これがメチャクチャ重宝してるんだけど、本機はタイムワープなるボタン経由で分数を指定して飛ばすのね。似たような操作が細かく行えるというと一見便利なんだけど、慣れるまでは手順が多いのでイラつく原因になりそう。
チャプター。コマ送りしてチャプター打てるので、細かいカット編集は可能。ただ、自動チャプターが意外と使えそうなのが面白い。まだあんまし試していないのだけど、2フレームくらいしかズレないのであれば許容してもいいんじゃないか?と思えてくる。CM での特有な音声での切り替わりのみで自動チャプター打ってるとは思えない場所でのチャプターもあって、そのロジックはよくわかんない。最悪カット編集前にチャプター境界のズレ具合を確認し、2フレーム以上ズレてたら自分で打ち直せば良いだろう。つコトで、初期設定での自動チャプターは当面 ON にしておく。
編集。自分の RD での予約録画〜保存の運用は、おおまかに次のような流れだ。「予約録画は万が一の放送時間延長を考慮して後ろに1〜2時間多めに取る。複数の番組が続いている場合は1つのタイトルでまとめて予約し、保存時にアナログであればディスク内コピーで、コピワン系であれば DVD-RAM に1チャプターとして移動し、番組内チャプターを打つ。CM は全てカット」 本機ではタイトルを分割する機能があるので、この運用方針は継続出来そうだ。ただ、チャプター一覧画面での操作は、RD に比べてやりにくいように感じる。チャプター毎のプレビューがしにくいので、消去していいチャプターなのかの判断が難しい。これは慣れるしかないだろう。チャプターで切り出せないのは……諦めるしかないか。というか、分割ではなくチャプター切り出し、というケースは、あまり想像出来ない。
ブラウザでの操作。これがなんかもうダメな気が……。まずポート番号が 80 固定になり、グローバルに晒した場合に攻撃を受けやすくなる。可能な操作は、録画済みタイトルの番組名の変更、デッキのリモコン的操作、そして予約一覧確認と予約追加、である。リモコンってそんなに需要あるのかな? で、最悪なのが予約一覧画面で、なんと番組名が表示されない。各列へのリンクを辿って予約エントリ詳細で初めて番組名が判る。「あのタイトルはどの時間帯だっけ?」という確認が死ぬほどやりづらい。予約操作はEPGみたいなものと連携されておらず、完全に手動で入力するコトになる。そして入力画面ではチャンネル番号の入力はあっても、放送局名のプルダウンは無い。「テレ朝って何番だっけ?」とかいちいち覚えていられないので、イラつくことこの上ない。パナが別途提供する仲介サービスを使えばいいのかも知れないけど、基本の部分でしっかりしてくれよ、と……。
予約録画の番組追従。怖くて使えません。これの精度ってどれくらいなんでしょう?
おまかせ録画。もうこれ以上の量観れません……(ぇー)。使うことなさそう。
その他については、追ってレポート予定。多分。