sinkope is not kind of paradoxical existence

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今日のおめでとう

長男、卒業式です。
ブレザーなんか着させて、玄関前で写真撮ったり。うむ。
子供に後れること数十分。相変わらずなギリギリのタイミングで自宅を出たワシと奥さん、「タクシー使う?」「せめてバス?」とか相談しあいつつも、なんとか徒歩で小学校着。もう一旦体育館の扉は閉められていて、入場待ちの6年生が外で並んでて、ガン見されてしまいました(長男もいたぞ)。そそくさと扉から忍び込み、なんとか着席。ふう。すぐに式開始。
式次第はまァごく普通なのですが、ひとつだけ独特っぽい演出がありました。卒業証書授与で1名ずつ生徒は名を呼ばれるワケですが、呼ばれた生徒は壇上に上がった直後、会場に向かって中学に入ったらどういう目標に向かってどういう努力をしていくのを大きい声で宣言していくのね。比較的早めの登場となったウチの息子は、ソツの無い内容で笑いを取ることもなくこなしていきました。こうしてイマドキの12歳の将来像を聞いてみると、全体的に……スポーツ系はやはり野球とサッカーが人気、テニスとかハンドボールが1人ずつくらい、予想通りというかラグビーは皆無、明示的な文科系は殆どなく、漫画家っつーのが1人と「感動させる書を書きたい」というのがいたくらい、あと獣医は複数居たけど医者は居なかったような、とか。技術者とかいないのね、プログラマとか出るかと思ったら全然でした。うーむ。
例によって1人ずつ短いセリフを喋る長い答辞、在校5年生による送辞、どちらも歌がいくつか挟み込まれていて、プチミュージカル状態。いや悪いと言いたいワケではない。ないのだが、どうせならもっと演出に凝ってみても良いのでは……とかヨコシマな考えも(笑
今年の校長って人は話し方がアナウンサー並みにうまかった。教育委員会から来た人はカンペ見ずに淀みなく長い祝辞を述べてスゴかった。いい意味でプロなのね、サスガです。
生徒の何人かは涙を浮かべていて、微笑ましいです。
とにもかくにも、卒業おめでとう! ワシも奥さんも感慨深いよ。