sinkope is not kind of paradoxical existence

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2回目ですよ

でもって、やってまいりました日本科学未来館。前回がこの時だから、もう3年近く前か〜。
余裕で開館前な時間に到着し、入り口の列に並べば20人目台くらい。つか、寒い。こういう時に小さい子供が一緒だと、周囲の目を気にせずに湯たんぽ代わりに抱き寄せられるので便利です(ぉぃ
開館、すぐに券売機に並び、まず子供を……ってお金入れたら、間髪入れずに長男が子供1枚で押しやがりまして。おい、それは特別展示を含む高い方のチケットだぞ? 残りの3人は常設のみのチケット購入。長男には一人で特別展示入らせて勉強してきてもらう。アマゾンがどうとか……。ちなみにチケットは普通の紙片なのだが、QRコードが印字されていて、日付の他、大人/子供区分や常設のみなのか特別展もアリなのか、を各フロアのゲートで読み取る仕組みになっている。なるほど。
まずは4人でそそくさと5Fへ移動し、VRシアターの整理券をゲット。めでたく初回11:30の分で確保完了。
そしてとって返して1Fへ移動し、ドームシアターの整理券をゲット。これは1回目だとVRシアターと被り気味になるので、2回目の午後イチのでゲット。おげ。しかし悲しいかな、メガスターでのプラネタリウムは現在中止中なんだそうな。まぁいいか。
1Fスペースで例のGeo-Cosmosを眺めた後、3Fから観覧開始。
前回の時も書いたけど、意外とここの展示はどれも専門的というか浅くない内容なので、実のところ小学生が理解出来る範囲ではない。が、見て面白いものはいっぱいあるし、子供心に何かしら科学的なひっかかりを刻んで貰えばOKみたいのがワシ的スタンスなのね。
ロボット展示スペースでASIMOの「走り」を眺めた後、ちょうど時間となってきたので、Geo-Cosmosの周囲にあるスロープを辿って5Fへ移動、VRシアターで開演待ちの列に並ぶ。整理券があるのに何故並ぶのか、と言われると、中は自由席だからなのね。場内は楕円状のシアターになっていて、長弧2面が各々スクリーンと観客席になってる。観客席自体は横に直線で3列、定員は30名。超ワイド型の円筒スクリーンが同距離的な視野を作っていると思いねぇ。ワシらは後席中央辺りを占拠。当該の上映プログラムは「4D2U」……つまりアレだ、国立天文台が作った例のプロジェクトだ。観客は入場時に立体メガネを渡されており(これ、青赤でもなくて偏光でもないっぽいんだけど、どういう仕組みなんだろう?)、立体映像で銀河系内外を飛び回るという寸法。あと「月の誕生」みたいなシミュレーションCGを立体視したりとか。立体感自体はあまりエンターテイメント的に強調されたものではないので弱めといえば弱めなのだが、その分自然に(?)プログラムに移入出来ているのかも知れない。四方に飛び去る星々の姿とか、結構面白い。終演後、希望者は残ってコントローラで自由に操作させてくれるとのコトなので、ウチの子供ら早速名乗り出てやらせてもらってた(というか、他にあんまし残る人が居ないのが意外。もっとみんな楽しもうよ! それとも常連で飽きてる?)。コントローラこそプレイステーション用のを流用しているのだが、マシンを見せてもらったら普通のタワーサーバ型PCっぽい筐体が並んでるだけだった。さほど特別なCPUパワーは必要ないのだと。へぇぇ。実は一般PC用に配布されてるプログラムはまだ試していないので、帰宅したら入れてみることにしよう。
VRシアター退場後、ついでなので5Fを中心にぐるぐると。
小腹が空いたので一旦クルマに戻り、義母が用意してくれたサンドイッチとかお菓子とかをみんなで分け合ったりした……のですが、絶対量として若干不足気味だった、らしい(笑
館内に戻り、6Fのドームシアターガイアへ。つかまだ15分以上開演まで時間あるんだけど、どうも子供らワシよりも「早めに入っていい席をとる」ってのを重視してるみたいなのね。まぁ確かにワシらの前にも十数人既に並んでいて、みんな熱心だなぁ、とは思った。開演10分くらい前に開場、ちょっと前寄りながら中央の席を並んでゲット。このシアターは、若干前傾したプラネタリウム系ドームだと思って頂ければ問題ない。椅子をリクライニングさせて天頂が視界に入れば多分OK。上映内容は、宇宙エレベータに関するCGアニメ。科学館発注の製作らしく、ドームを意識した構図での演出で、ストーリー含めてなかなか面白い。宇宙エレベータが実現された未来、少女ミクが軌道上で働く父親に会いに、エレベータを昇り、それを通じて宇宙エレベータとは何か、が語られる。大気圏での暴風柵など「こっちの方が実現が大変なんじゃ?」と思われるリアルっぽい描写もあって、興味深かった。アニメはフランスとの合作らしく、キャラデザとかはジャパニメーションとちょっと違うのだけど、まぁ違和感はそんなにはないかな。
終了後、5Fの残りを周り、カフェでランチ。その後3Fに降りて、一時的に長男を特別展に行かせたりしつつ、色んな展示や体験を飽きることなく周るワシら。気付けば閉館の時間になってしまいました。
奥さんらは自力で帰宅したそうなので、ワシらだけでクルマで帰路に。