ザ・フーのピート・タウンゼント「ダウンロード・ミュージックには心がない」
言いたいコトはワカランでも無い。
ビニールの頃はアルバムジャケットも大きかったし、針を落とすという行為は一種神聖な儀式で、スピーカーの前での緊張感が違った。CDになってノイズは減ったが、コンパクト化されてジャケットデザインのアピール力は下がってしまった。ダウンロード販売はアルバムという括りの概念を消失方向に向かわせ、クリックひとつで買えるという手軽さの反面曲の重みが薄れ、歌詞カードもクレジットもライナーノーツも付いてこないので例えば演奏メンバやスタッフの確認が出来ない。
もちろん自分はかなりPCやポータブルプレイヤでデジタルに音楽を聴いてる先端方面の人間だと思うし、ダウンロードによる楽曲の配布が良い方向へのパラダイムシフトも伴っていると思うんだけど、一種の寂しさみたいのは感じるよね。
