sinkope is not kind of paradoxical existence

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主観的な破壊

“放蝶ゲリラ”と自然と人為と
あ〜、これは全く同意ですね。
「環境破壊」なんてのにも、ちょっと同じ匂いを感じることがあります。人類が増え文明が栄える一方で、森林が伐採される、河川や海が汚れる、オゾン層が破壊される……。人類以外の生物に多くの影響を与えているのは確実ですし、滅ぶ種に対しては申し訳なく思う。回りまわって人類自身にもネガティブな影響が出始めているかも知れない。個人的にもエコロジーな活動は可能な範囲で協力したい。
しかし、地球という大きな個を考えた時、人類の影響なんて微々たるものだろうし、それがプラスなのかマイナスなのかというのは主観以外に決定しようが無いのではないか、と思うのね。
もちろん、自分や自分以下の世代の人間が暮らしにくくなるのはゴメン被りたい。でもその一方で客観的に冷めた目で生態性の変遷を見つめる自分がいたりする。
そういや先日ETVでやってたオニヒトデの番組とか、長男が食い入るように見てたけど、彼の心にはどのように映っただろう? 河川からグレートバリアリーフに流れ込む農地栄養分によって増殖しサンゴを食い荒らすオニヒトデを退治するというのは、環境破壊を起こしてしまった人間の贖罪なのか、サンゴ礁を守るという主観に冒されたエゴなのか……?