「かないまるルーム」で生まれる究極のSACDとは? その2
前回から興味深く読んでいるんですが、今回驚いたのは
MOTUのオーディオインターフェイス「MOTU 1296」を使ってDigital Performerに吸い上げています。ただ、これは普通の1296ではなく、金井さんチューニングのものなんです。1296の蓋を開け、中の配線を軽く触ってビスを締めなおしただけ。でもたったこれだけで驚くほど音がよくなったんです。さらに受けたアドバイスは「マウントしちゃダメ!」ということ。レコーディングの世界ではマウントして使うのが常識ですが、さらに「この足を使いなさい」ってオーディオ用の足を4つもらうとともに、魔法のシールをペタペタと貼られて……。
ビス締めは、オーディオ段の経路のキャパ(みたいなの)を高めるって意味で理解出来なくはない。
しかし振動はどうだろう? A/D変換するだけの可動部品無い機械なのに、何故に……。
振動によって配線上の接点に圧力差が生じて……とかいうコトなのか?
更に、
一番驚いたのはPCとオーディオインターフェイスのケーブルです。FireWireと同じ規格のもので、試しに作ってみたので聴いてみませんかと言われ、繋いでみると驚くべき音が出るのです!
ええっ、うそーん?
現実にそうなのだとすると、耳で聞き分けられる程度にIEEE1394内のデータはエラー成分を含んでいて演算による補完を受けている、ってハナシになる。仮に24bit/96kHzをマルチで送ってるとしても、そんなエラーを想定する設計になってるのかいな?