sinkope is not kind of paradoxical existence

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かいだんの季節

夜、下の2人と奥さんでクルマで買い出しに行かれました。
ワシ長男と留守番してんだけど……なんか変な物音が……。
奥さんら帰ってきて夕飯食べたりして、子供らが寝室に引き上げた後。奥さんが台所仕事してて、ワシ涼しいので廊下で横たわっていたんですが……また「あの」物音が聞こえるような……。
なんと表現すればいいのか、磨かれたフローリングで素足を摺るよう「キュキュっ」というのをちょっとディストーションかけたような音。長男と2人で居る時は、長男が歩いているのかと思ったんですけど、長男が横で座って文庫コミック版の「うる星やつら」読んでゲタゲタ笑ってるようなシチュエーションでも聞こえたのねん……しかも断続的に、継続して聞こえるような……うーん……。で、それが今も聞こえる。子供の居る2階からの音ではないし、もちろん奥さんのいる台所方面でもない。
じっと耳を澄ます。また聞こえた。数分置くと、再発するような感覚か。階段付近……いや、玄関の方か?
更に耳を澄ます。また聞こえた。……あれ? これって

人の声みたいだよ?

えーっと……。
えー……。
玄関に移動して、耳に届く音に神経を集中した私は、ふと「判って」しまったのだ。
もう結論を書いてしまおう。
その音は、子供の声でこう言っていたのだ。
「ぼくといっしょに……あそぼうよ……」