sinkope is not kind of paradoxical existence

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門司港レトロ

最初の訪問地は関門海峡の南側、九州の北端である門司港です。ここ10年ほどかけて門司港レトロという観光整備事業が進行中で、門司税関や門司駅などの歴史的建造物等を中心に、観光スポットとしての質を高めようとしているそうです。
高速を降りたバスは、展望台のある黒い高層マンション「レトロハイマート」の横をかすめ(なんかこの建物、屋上がヘリポートなんだそうで)、駐車場に停車。さっそく降りると‥‥すごい風ですな! 雨こそ小ぶりになっていますが、チトこの風の強さは堪りません。それでもテクテクと散策に出かけていきました。

比較的海岸沿いを西に歩くと、「ブルーウィングもじ」という跳ね橋が架かっています。跳ね上がっていなかったので、そのまま渡るワシら7人。つか、男の子2人が勝手にテッテケ走ってって埠頭から海を覗いたりしてるので、危なっかしくって仕方ありませぬ。
辺りを見回すと、人力車で周遊しているらしき観光客をよく見かけます。最近は色んなトコで人力車を見ますが、足も疲れずガイドもしてくれ、2人旅くらいであれば確かにいい選択肢なのかも知れません。で、ワシらは自力で移動。雨はそのうちあがってきました。やはり日頃の行いが‥‥(笑)。
JR門司港駅に着きました。大正時代の建築物で重要文化財の指定も受けているこの駅舎は、さすがに外から見ただけでも「レトロ」を感じます。本来であれば駅舎前の広場には噴水が出ているそうなのですが、さすがにこの強風にためか、この日はただの広場を化していました。鹿児島本線の始点として成り立つこの駅は、古くは関門海峡の鉄道連絡線との連絡駅としての役割も備え、駅舎内には当時の紹介をするコーナーなどもありました。

近くのコンビニで長男がトイレに行ったり奥さんがフランクフルトを買ったりしながら、ゆっくり戻りつつ散策続行。天気は時折陽が差すようにもなってきましたが、風が弱まる気配はありません。
跳ね橋の近くに来ると、まさにもうすぐ橋が跳ね上がろうというタイミング。なんとここで義父のみが橋に進入、そのまま渡ってしまいました。残りのメンツはしばらくぼーっと橋が上がっていくのを眺めていましたが、フト気付くと「橋が戻るのを待っていたらバス出発に間に合わない」のに気付き、慌てて迂回。一部で人気のある(?)バナナマンのそばを通って船だまりを回りこみ、駐車場へ戻りました。バナナマン、顔怖い‥‥。子供には強制的にトイレに行かせてから、バス乗車。